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執筆者の写真takeshi morio

会派視察_大府市


今回の視察では大府市の子育て支援「子ども・子育て八策」を中心に伺わせて頂きました。



大府市は人口(9.26万人)・市面積(33.68㎢)共に伊勢原市よりやや小さいですが、財政力指数は1.15で不交付団体です。名古屋駅まで電車で2~30分程度という好立地に加え、トヨタ系企業の製造拠点やレスリングの名門大学(吉田沙保里さん母校の至学館)などを市内に持つ魅力豊かな街です。

 また、年間集客数が200万人にもなる日本最大級の産地直売所も持っています。

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大府市は手厚い子育て支援を実施しており、若い世代を中心に人口増を続けており、高齢化率21.5%とかなり良い状況にあります。


民間調査の「住み続けたいまちのランキング」において愛知県69市町村中で総合5位(名古屋市を1つと捉えるなら3位)、子育て部門としては総合1位と大変人気があります。



充実した子育て支援の中のユニークポイントとしては、中学生への英検費用の援助がありR5年からは小学生まで拡大したとの事。

 また、学力の低い中学生の基礎学力を引き上げるため、学校勉強の復習や宿題の習慣づけを公民館で実施。ひとり親家庭の中3受験応援として学習塾利用代助成などを実施しています。

 これらの背景には家庭環境に関係なく勉強できる機会を子ども達に与えたいという市長の想いがあるとの事。英語検定受験を入口に、勉強習慣への切っ掛けになる効果を狙っているとの説明を頂きました。


国力が下がってきている状況では、懸命に勉強して一人ひとりの能力を高める事が大切ですよね。素晴らしい取り組みだと感じました。



未就学児関連の支援も①母子手帳交付時に5万円②赤ちゃん訪問面談参加で10万円③未就園児の定期的な預かりモデル保育(ママさんのリフレッシュ効果)などもあり、質・量・精神面でも大変手厚い支援を行っておりました。


【まとめ】

子育て支援を迷いなく全面に押し出す事によって、若い子育て世代が集まってくるという好循環がしっかり回っており、明確なビジョンを示して確実実行し続ける事で結果を出しています。


前進する街、素晴らしいですね!大いに刺激となりました。




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